墓場に持って行くからよ

釜ヶ崎越冬祭り、やっぱり出てよかった。かれこれ10年近く前に「だいなし」で出演してたころは「演歌やれ~」とよく言われたものだが、今回は俺らの演奏や歌そのものが、ダイレクトに届いてると感じた。
「今日の演奏、墓場に持って行くからよ」とドラムのジーティエン・ダージー(吉田大志)に握手を求める初老の労働者もいたし、「お前にとってギターは何や? 人生だよな」と、ロックを熱く語るオッサンもいた。演奏そのものはかなり粗かったが、あれだけ陽気な熱気の中で演奏できると幸せだ。ハードな現場で、最高の2005年幕開けになった。
今回の越冬祭りには、反戦ミュージックの吉田一平、マドモワゼルフルールや、一昨年に俺を再び釜ヶ崎に再会させてくれたあうんさん・すうじぃ、それに初登場で苦戦していたが楽団モラトリアムなど、仲間と呼べる奴らもたくさん出た。ライブハウスだけでこじんまりまとまってないで、いろんなバンドがこういうシビアな現場にどんどん出てきたらいいと思う。
そうそう! 俺らが出た日のトリは前日に急遽決まった三上寛が出て、「爆破すべき美術館とそうすべきではない美術館」も歌ってくれた。これ、11月に偽ジプシーで共演した時にいちばん心に残った曲なんやけど、まだCDになってないんかな。誰か知りませんか?

曲を書きまくる

大晦日は偽ジプシーで西部講堂の年越しイヴェントに出たんだが、実は、名前だけ知っててまだ見た事のないバンドがたくさん見れるっちゅうのも楽しみだった。そして予想以上に、ものすご刺激された。こいつらにゃ勝てんわと悔しい思いをする事もしばしあった。
たった今から、できかかってる奴を何曲か仕上げてしまうつもり。偽チョチェックもラケンロ~ルもだっ! で、出来上がった新曲も引っさげて、あちこちに出没する。今年は、もっともっといろんな人と会えるハズだ。
明日は釜ヶ崎越冬祭りにジェロニモレーベルで出る。ライブするにはえらく厳しい現場だが、今年の幕開けをガツンとやって来よう。
で、たった今、主催者から確認の電話があってそれによるとジェロニモレーベルの出番は4時から。ちなみに昼12時半からのトップバッターは、京都の変態アヴァンギャルド・ドラム叩き語りの“楽団モラトリアム”である。そして、夜7時からの大トリを努めるのはなんと、三上寛(11月上旬のブログ参照)という何とも豪華な顔合わせではないか~!!場所とか詳細はジェロニモレーベルのサイトからどうぞ。

おっさんの前でR&R

前回、バンドで勝負することにもっと専念したいと書いたが、どっちのバンドも来年はググッと行けると思う。あくまで楽観的だが。
思えば去年の暮れあたりから、長年やってきたメンバーとの別れやら、ヘルプで参加してくれる人との出会いやら、新たに合流してくれる人がいたりと、激動の一年だった。激動というと大げさだが、これまで、同じメンバーで当たり前のようにスタジオに入り、当たり前のようにライブをするというのが何年も続いてきたからなあ。その事自体が奇跡に近いありがたい事だったんだと、最近になってようやく分かってきた。
だからこの一年は、一回一回のライブにも練習にも必然的に、一期一会的な緊張感があって心地よかった。ロックは二人でもできる事がわかった(ジェロニモレーベル)し、チョチェックだっていざとなればサックスなしでできる(偽ジプシー)事もわかった。だから今は、なかなか強気な俺なのさ。どこへだって行ってやるぅ~!
明後日の西部講堂年越しイヴェントでは、サックスのオヌマーノフが一時復帰してくれる。彼女と音を出すのはじつに半年ぶり!
正月には、新しいドラマー(ジーティエン・ダージー)とのジェロニモレーベルで、釜ヶ崎三角公園に登場する(越冬祭り)。おっさんらの前でロックンロ~ルだな。