芸術

明日、搬入できるのか…

やあやあ皆さん。先週の東京ツアーの報告めいた事も書かず沈黙を保ち続け、連絡するべき人にも何やら不義理をしてるかもしれませんが、しばらく待ってくだされ。
ただ今、明日から大阪のココルームでやる“偽写真展”の追い込み中。今夜は徹夜覚悟じゃ。連動企画の6/12のライブは俺全開イヴェントやぞ。来るべし。

それにしても、東京~奈良ツアー楽しかった。東京はソロという事もあって、いろいろ考えさせられる事もあったが、とにかく動く事が必要なんだよ今はな…。素敵な人といっぱい出会えたのが何よりだ。詳しくは、後ほど。ちゅうことで、またなっ!

アタマん中がパッチギパッチギ

結局、今日も観てきたぜ。パッチギ! おかげで頭の中がパッチギパッチギしてて、イムジン河や「悲しくてやりきれない」がグルグル回ってて、やろうと思った事もろくにできなかったが、いいのだ。これでいいのだ。いい音楽やらいい物語やら、いい映画を、自分の中に「注入」するのが必要な時もある…と言うことで。

パッチギ!から帰ったらスペイン大使館から封書が届いていた。去年の秋に受けたD.E.L.Eっていう試験の合格通知だった。ひゃぁ~! 面接試験でのトークは楽しかった(2004年11/21「面接試験で盛り上がる」を参照されたし)けど合格は無理やろなぁ~と思ってただけに、じわぁ~っと嬉しいです。
今回受かったレベルは、それで何か仕事ができるとかいう段階ではないんだが、これで自信持って中級を目指せるってもんです。

明後日はいよいよ、偽ジプシー@堺パンゲア。セルビアのアコーディオン奏者ミシュコさんとの濃厚な4月が始まるのです。

そして今夜はどういうわけか、2件も立て続けにジェロニモレーベルへの出演依頼の電話が入った。5月下旬は、すでに東京~奈良ツアーでいっぱいイッパイなので、一件の話は見送らざるを得なかったが、ものすごくありがたい事だ。ようやく、希望が見えてきたか…!?

パッチギ!もう一回観たい

井筒和幸監督の映画パッチギ!を観て来た。あまりにいろんな友達が「いいよ~」と熱く語ってるので、ひねくれ者の俺は期待度63%ぐらいで行ったんですが……。
1968年の京都を舞台にした、朝鮮高校生と日本人高校生の青春活劇。そう、あれはまさしく活劇! 学生時代から京都にいる俺には、あまりにも身近で思い入れ深い場所の数々—-しょっちゅう行った中古楽器屋“Y楽器”とか鴨川河原とか八千代館(まだ生き残ってるポルノ映画館)とか西部講堂etc.—-が、これでもかこれでもか!と出てくる。
そういうローカルな興奮を差し引いてもなお、最高に楽しめる映画です。重いけどひたすら爽快! 役者という仕事に、映画という媒体に、嫉妬さえ覚えるほど気持ちいい。

朝校を中退して看護婦になるスケバン役の真木よう子、めちゃくちゃよかったなぁ~。

ふだんは、ミニシアター系の映画館に行くことが多く、今回はじめてMOVIXに入った。各回完全入替え制・完全座席指定・マクドナルドみたいなチケット売り場etc.は、やはり肌に合わず居心地わるい。が、もう一回スクリーンで観たい!という衝動を抑えられません。
明日も行けるし、もう一回観るかなぁ。まだの方はぜひ! 京都では8日まで。