おしどり、滋賀に来た

311に始まった原発災害が5年目を迎えて「なかった事にする」「放射能薄めてみんなで被曝」が世のメジャーな空気となった。
311から5年、福島だけでなく、この国の人々は負け続けて「殺され続けて」来てるのだと思っている。
最近ライブで「ナメられてるにもほどがある」を歌う気がしないのは、「ナメられてるにもほどがあるにもほどがあるにもほどがある…」を100回重ねても足らないからだ。
おうみ市民放射能測定所にて、おしどりのお二人と
俺などは、この巨大な、やたら明るい不条理を前に「難民」や「絶望ブギー」などを歌い倒すしか能がないのだが、おしどりマコちゃんとケンちゃんは5年間、東電記者会見や福島への取材を続けている。「専門家」に煙にまかれぬよう、自分自身が専門家を超える勉強を重ねまくりながら。

昨日の滋賀での講演会。終了時間ギリギリまで目一杯3時間、伝えたい情報と想いが止まらないマコちゃんケンちゃん。

そして、主催者のでこ姉妹舎・加納君が、あえて「おうみ放射能市民測定所」を作った本気。
昨日は彼らに会って、具体的な話を聞く必要があった。福島が置かれてる不条理、その具体的な内容を再確認する必要があった。

空気を破る。しぶとく、しぶとく、タブーに穴をあける。
俺はラケンロールでそれを続けようと、あらためて決心した。

3/31大阪ハードレイン★井上卓vsジェロニモレーベル2マンライブまで、残すところあと6日!

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