なんとなく改憲、させるワケにはいかんのだよ

nantonakuいま、3人ぐらいの友人と下記のような事を考えています。

現政権+改憲勢力の動きと、危機感なさすぎる日本社会の空気に危機感を覚える関西在住のバンドマン仲間と、8月28日に京都の三条近辺の野外で小さな集まりを持ちます。「なんとなく改憲」的な空気を押し返すアクションを始めなヤバ過ぎる!ということで、連名でのアピールあるいは、皆で長期に渡って配れる簡潔なフライヤーの作成を視野に入れつつ、開かれた集まりを考えています。

おおまかな現状認識と目的は以下の通りです。
メモ風のメールを元にしているので、乱文ご容赦ください。(ヒデヨヴィッチ上杉/ジェロニモレーベル)

参院選で改憲勢力に2/3とられていよいよヤバい。国家が国民を縛る自民改憲草案は、とても憲法と言える代物ではないし、緊急事態条項の取り返しつかない恐ろしさと、国民投票自体の危なっかしさがほとんど知られていない。ほとんどの人が危機感もっておらず、ズルズルーっと、数ヶ月後とか半年後とかには改憲される可能性ある。そしたら、自分らが生きてる間に自由を取り戻すのは無理かもしれない。

先週、沖縄の高江に行ってきた。あそこでは機動隊が県道(しかも山の中の一本道)や住民の生活道を好き勝手に封鎖する、肋骨骨折や首絞めで怪我人を出すような暴力など、無法行為をやりまくっている。改憲後の、緊急事態条項が発令された状態が、もう高江では日常化している。

改憲の動きを本気で押し返すためには、ネットの世界を飛び出して声をあげ、それがよく見える形にして、「ヤバい」と考える人を増やすしかない。
いま運動やってる人が、これ以上がんばるのは限界がある。
それに少なくとも関西では、声をあげてるミュージシャンはまだまだ少なすぎる。(ように感じる)

「改憲(特に緊急事態条項)されたら取り返しがつかん」「自民改憲草案は、とても憲法と呼べる代物じゃない」などの点に絞って、ミュージシャン(に限らず何か表現する人)連名でアピールを出せないか。
また、超わかりやすい簡潔なフライヤー(細かい事は自分で調べてもらう事にして、緊急事態条項などポイントをしぼった内容)を、各ミュージシャン・バンドマンetc. が手分けして音楽関係の店や自分のライブに来るお客さんに配るのはどうか。

8月28日は、上記フライヤー(あるいは連名アピール)の原案や、それぞれ考えてる事を持ち寄って、昼間に、誰でも来れるような場所(三条近辺の野外を予定)に集まる。
もし可能であれば、その中の2〜3時間を憲法カフェとして設定できないか。急な話なので無理を承知で、しかし今後の可能性とつながりに賭けて、明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)にもコンタクトをとってみる。
関西からもたくさんの人が高江の抗議行動に参加しているので、高江の現地報告ができる人にも声をかける。

ライブやリハのあるミュージシャンも来れるように、集まる時間は正午ぐらいから夕方まで。常に誰かコアメンバーがいるようにするが、もちろん途中参加、抜け出すのも自由。

それぞれが自分の音楽活動や生活を犠牲にせず、むしろミュージシャンならではの機動性や人間関係を活かしてマンツーマンの会話を重ねることで、「なんとなく改憲」的な空気を押し返す、持続的で広範でパワフル、しかも軽やかな動きを作れないか。
8/28の集まりを、その第一歩にできたら!と考えています。
あ、もちろんミュージシャンかどうかも関係ないっす。生きてる限り誰もが表現者!

まだ漠然としているので、内容や場所が具体化したらまた書きます。興味ある方は続報をお待ちください。

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